馬鹿の生きる道

浮気相手になってしまった私がそこから立ち直るまで。

失恋で死にたいと思っている人へ

初めまして。

今貴方は死にたいと思っていますか?

 

私も思っています。

 

でも少し語弊があると思っていて、本当に死にたいわけじゃない。

一番望んでいるのは大好きなあの人と一緒にいたい。

ただそれだけなのにそれが叶わない事が悲しくて

辛くて…辛くて…

この辛い状態から逃げ出したい。助けて欲しい。

 

つまり死にたい、と思っているんだと思います。

私はそうです。

 

でも「死にたい」って事は死ねない。

失恋なんかで死んだらカッコ悪い

とか

残された家族や友人が悲しむ

とか

他に守らなきゃいけない何かがある

とか

逃げ道もない状態なのかなって…私はそうだから。

死にたいと思って死ねるんだったらどれだけ楽だろうって思います。

 

こうなって気付いたんですが世間は失恋に対して優しくない…!

もう仕事どころじゃないし、友人と会うどころか連絡すら上手くできない。

常に心がぎゅってなってぐるぐるしてずっしりしてなのにそわそわして

考えたくないのに脳みそは彼の事ばっかり思い出す。

だけど「失恋が辛くて仕事ができない…」なんて誰も理解してくれないどころか「何を言っているんだお前は」ってなる事間違いなし。

友達も最初は心配してくれる。

「そんなやつ忘れて次に行こうよ」と…でもそんな簡単に割り切れないから辛くて悩んている訳で吹っ切れずにいると段々と友達も呆れてくるのが分かるしこっちもそれを感じて段々話せなくなってくる。

 

こんなに辛いのにこんなに苦しいのに

でも世間から見たら「こんなこと」だし

話す相手も段々いなくなって

またどんどん苦しく辛くなって

助けて欲しい

どうしたらいいかわからない

 

お願い、誰か。

助けて。

 

そして一番助けて欲しい彼の事を思い出す。

 

Youtubeやネットにも「失恋から立ち直る方法」は沢山あるけど…心が苦しくて重りみたいになっていて一歩を踏み出す事すらままならないのは私だけじゃないはず。

 

失恋で死にたいと思っている人へ。

今私も出口の見えない暗闇を毎日社会人としての責任感と家族への想いだけで毎日足を引きづって生きています。

昨日の夜も泣いて眠れなくて、少し寝ては目が覚めて泣いて。

一体いつまでこの状況が続くのかわかりません。

貴方はどうですか?

 

少しでも同じ状況の方がいたら…

貴方の気持ち、痛いほどわかります。

でも自分でもここから逃げ出す方法が分からないから力になる事はできない。

せめて「自分だけじゃないんだ」

っていう事で少しでも気持ちが軽くなる人がいたらいいなと思います。

 

早く楽になりたいね。

彼との出会い。

2020年4月

私は都内のショップから埼玉のショップへ異動した。

世の中はまだマスクをしていない時代だった。

 

元は埼玉のショップで長くやっていて、一人都内に異動になった時には「寂しい」「埼玉に戻して欲しい」と泣いたのだけれど...4年も経つと都内の方が知り合いが多くなり、埼玉に戻る事に不安と寂しさを感じながらの異動だった。

 

そんな私と同じタイミングで異動してきたのが彼だった。

 

初めて会った時の事は覚えてない 笑

話しやすくて、一緒に異動してきた人という事もあり出勤が被ると少し嬉しかったのは覚えてる。

覚えている中で一番古い会話は、私はオタクであるという事を伝えた時に「元々オタクに偏見があったけど元カノがオタクだったから今は全然気にならない」という話。

彼女のつきそいでコミケの入り口まで行った事があるよ、って言ってた。

 

彼はふざけて私に気がある様な事を言って来たり口説くような事を言って来るので、周りから「〇〇くんが大好きなとよたろちゃんがいるよ」みたいにからかわれたりしてた。

 

でも当時、彼には彼女がいた。

異動前の店舗で一緒だった、仕事の手帳に二人の旅行の写真を挟む位大好きな彼女。

ラブラブですね!って話もしたし、旅行の写真見せてもらって可愛い彼女さんで羨ましい!なんて話も何度かしたなぁ。

 

私も奥さんや彼女がいる人はどんなに好みでも異性として好きにななれないので『職場の話やすい人』以上の感情はなかったし、そもそも顔が好みじゃなかった 笑

いや、好みじゃない所ではなく「生理的に無理」って部分もある位だった 笑

だから周りから「〇〇くんどうなの?」とか言われても「いや〜無理ですね笑」って言ってたんだよなー笑

 

それがまさかこんなに…好きで大好きで愛おしくて会いたくて一緒にいたくて…そんな相手になるなんてこの時の私は夢にも思ってなかったんだよ。

 

 

 

 

私は死にたい。

今、私の目はパンパンである。

涙を流しながら死にたいと思った辛い毎日が誰かの目に止まって、少しでも参考になったり、面白いと思ってもらえたり、何よりも早く私の中で笑話になる事を祈りながらブログを書き始めている。


どこから始めようか。


現在の私は…死にたい。

いや、死にたいのが目的じゃない、楽になりたい。
ずーっと心臓が握り潰されそうででも潰してもらえないみたいな状態で、息も苦しいし涙も止まらない。
「生きていれば良い事や楽しい事があるよ!」
っていうけど、良い事も楽しい事もいらないからこの辛い状況から逃げたいのだ。


私はとよたろ。30代も後半に差し掛かっている。
仕事は某携帯キャリアの窓口で、もう15年も働いている。

人生の殆どをオタクとして生き、時間もお金も気持ちも2次元の男子に捧げてきた。
辛い事もあったけど基本は好きな事に夢中で楽しく明るく生きてきた。

「自殺する人の気持ちがわからない。死ぬ位ならなんでも出来るじゃん!」
「私は絶対自殺だけはしない!そんな意味のない事しない!」

それが私だった。

その私がこの半年近く、隙がれば「死にたい」と思うようになった。
「死にたい」と思う理由….それがまさかの『失恋』



(世の中って恋愛には意外と厳しいよね)

オタクな人生とはいえ恋愛と全く無縁というわけではなくて、失恋も過去に2回したし、私の事を心から愛してくれた人と自分が理由で別れるという経験も2回した。
どれも辛くて寂しくて消えたいって思ったりもしたけど、本当に具体的に死にたいと思ったは事なかった。

自ら死を選ぶなんて愚かだと思っていたし、死ぬくらいなら他の人に人生捧げて誰かの役に立った方がいい!と謎の正義感に燃えていた。

そんな私が死に方を調べたり、餓死できないかと飲食をやめてみたり、友達にも「おかしくなった」と言われる程追い詰められたのは何故なのか。

少しづつ文字にしていこうと思う。
そうする事によって、自分の気持ちが楽になって…あわよくばこれをみた誰かの何かになれたらいいなと…腫れた目で思うのであった。